用語集トンネル用語集計画設計>偏土圧、偏圧

トンネル用語集 計画設計


偏土圧、偏圧 / へんどあつ トンネル用語集 計画設計


項目 へんどあつ/偏土圧、偏圧
英語 unsymmetrical pressure、uneven pressure
独語 ungleicher Druck、asymmetrischer Gebirgsdruck
仏語 pousse incline
意味 トンネル等に対する土圧が左右対称でなく、著しく片寄って作用する場合をいう。一般の場合でも、 トンネルの荷重は、支保工、覆工に対して対称、かつ一様に働くとは限らないが、特にトンネル上部の土被りが小さく、しかも傾斜している場合、地層がトンネル断面に対して傾斜している場合、地質が均一でない場合、膨張性地質で片側からより強く押される場合、等では偏土圧が作用する場合が多い。一般に、 トンネルの支保工、覆工は、左右対紘の荷重に対して有効な形状に設計されているので、偏土圧が作用する場合は、危険になることがあるから十分に注意する必要があり、場合によっては、押え盛土、保護切取り、抱きコンクリート等の処置を考えなければならない。